Sportsスポーツ

2018.08.23号掲載

センダイガールズプロレスリング

センダイガールズプロレスリング

センダイガールズプロレスリング(仙女)が7月に「チームスマイル・仙台PIT(ピット)」(太白区)で初めて試合をした。定期的に試合会場にしてきた宮城野区文化センターの倍近い収容人数だったが、客入りは上々。仙女の「新たな一歩」となった節目の大会を、代表の里村明衣子選手が振り返った。

▲アレックス・リー&里村明衣子(右)&橋本千紘組、松本浩代&DASH・チサコ(左)&KAORU組の「6人タッグマッチ」。3人組チームの迫力ある試合が展開された
▲会場を大いに沸かせた岩田美香選手(上)とSareee選手のシングル戦



音響、照明に臨場感
好試合で観客沸く

当日は、音楽イベントの会場としても利用される空間の持ち味を生かそうと、ステージ上にも席を設けた。会場の印象について里村選手は「かつて試合を行っていたZepp Sendai(ゼップ仙台)に似ていました。音響、照明に臨場感があり、お客さんや選手のノリも良かった。これからもここでやっていきたい―という思いが強くなりました」と振り返る。

▲︎チャンピオンベルトを奪還した橋本千紘選手。第8代王者として凱旋(がいせん)した

選手3人による「3WAY(ウエイ)マッチ」や3対3の「6人タッグマッチ」など、大人数による試合にも挑戦し、ダイナミックな演出を工夫した。

カサンドラ宮城&ハイジ・カトリーナ両選手と桃野美桜&ナイラ・ローズ組とのタッグマッチは、ヒートアップの末、場外戦に発展し、両軍リングアウトのドローに。里村選手は「好き勝手やってくれた」と苦笑いしながらも「意地汚さを含め女性の強さを発揮した」と語った。

▲︎カサンドラ宮城(写真左・上)とハイジ・カトリーナ(写真上・右)は、リングの内と外で激しい攻防戦を繰り広げた


「印象に残る、いい試合だった」と評価するのが、岩田美香選手のシングル戦だ。若手実力派のSareee(サリー)選手に敗れたものの「岩田は今、成長期。自信がついてきて顔つきも変わってきている」とさらなる躍進に期待する。

里村選手は「今後、仙台PITの試合をさらに増やして会場を大きくしていき、いずれ東北楽天ゴールデンイーグルスくらいお客さんを集めるのが目標」と一層の飛躍を誓っていた。

▲愛海選手(左)と佐藤亜海選手は第1試合で登場


目指すは世界

里村、岩田が海外試合

8月上旬、里村選手は世界最大の米プロレス団体「WWE」が主催する女子トーナメントに参戦。岩田選手も里村選手と共に台湾で試合するなど、仙女が海外で活躍する機会が増えている。もともと仙女は「グローバル」と「ローカル」を合わせた「グローカル」をコンセプトに掲げてスタートした。里村選手は「世界を目指す意識は設立当初からありました。英国出身のハイジがブログなどで世界に発信していることもあって、今や『仙女に来たい』と言ってくれる海外の女子プロレスラーは絶えません。今の仙女には、新人であっても世界に挑戦できる強みがあります。私たちのことをもっと海外に広めていきたい」と意気込む


里村選手

仙台で培った
プロレスを見せます

「WWEには震災後、トライアウトを志願して書類審査で門前払いされました。ショックでしたが、それで『仙台で大きくなろう。世界に見てもらおう』と改めて発奮するきっかけになりました。7年たち、今度は先方からのオファー。かつてビジュアル先行だった海外でも今、日本のストロングスタイルの女子プロレスが注目されてきています。私が誇りを持って、ここ仙台でやってきた日本の女子プロレスを、世界にアピールしてきます」

【試合情報】

●宮城野区文化センター大会

 9 月 8 日㈯ 12:30開場、13:00試合開始

●仙台サンプラザ大会

 10月14日㈰ 14:15開場、15:00試合開始

問/仙女事務所
  ℡022-395-6945(平日10:00~12:00、13:00~18:00)

女子すぽ

ベガルタ仙台 仙台89ERS 女子すぽ 楽天イーグルス