健康経営優良法人リポート

気仙沼市で京染悉皆(しっかい)業から始まった有限会社たかはしは、和装肌着・和装小物の製造卸や呉服・和装小物の販売などを行っています。髙橋和江代表取締役の「生涯現役で、社会に必要とされ続けることが幸せ」という思いと健康経営の理念が合致していたことから、健康経営優良法人に申請。これをきっかけに、さらに健康づくりを推進しています。
明るい職場は社員の健康から
力を入れている取り組みの一つが「食」です。東日本大震災で被災し、復旧作業中に食事を共にする大切さを体験したことを踏まえ、2021年に本社を新築した際に社員食堂を開設。栄養バランスを重視した食事を提供しています。ご飯は白米と玄米から選択でき、出汁にこだわったヘルシーで家庭的なメニューが好評。食事づくりには、専任の調理担当のほかに、社員が当番制で業務時間内に参加。健康的な食材や調理について学ぶ機会となっています。
また、2025年4月に社員で組織された「健康向上委員会」が中心になり、8月から朝と午後に社内でラジオ体操を開始。理学療法士によるマンツーマンストレッチも実施しています。さまざまな業務に携わる社員がケガをしにくいような体づくりに取り組んでいきます。
昼食の時間は社員の「語らいの場」にも
日替わりの昼食。栄養価が高く味も好評
体と心、社会的な健康を三本柱とし、働いていることを誇りに思えるような職場づくりを進める中、2025年には優良法人(ネクストブライト1000)の認定を受け、「取り組んできたことが形になり、社員の表情がぱっと輝いた」と髙橋夏帆常務。次なる目標として、「社員みんなの力でブライト500の認定を目指したい」と語ります。
健康向上委員会をはじめ、社員が主体となって健康づくりに取り組むようになるなど、以前に比べ、意識や行動が大きく変化。健康づくりの取り組みを通じ、社内のコミュニケーションも良好になり、人間関係のストレスも減少へ。健康経営は、社員の健康や働きがいを大切にする会社というブランディングになり、社会的信頼の向上にも効果を発揮しています。
自身の健康が、心のこもった接客に
健康だからこそ、良い商品の開発や良い接客ができ、仕事のやりがいも生まれます。「健康は全てではない。しかし、健康を失うと全てを失ってしまう」という言葉に出会い、健康は全ての基本だと改めて感じました。健康づくりに取り組むことで、社員が長く幸せに仕事ができ、働きがいのある会社にしていきたいと考えています。

常務取締役 髙橋 夏帆氏
2025年10月7日時点