TOPIC / 座談会
2026/09/29
~社会課題である人口減・
少子化問題を考える~
こどもの笑顔が咲き誇る都
みらいのまちづくり 仙台
論点
❸
こどもの笑顔が咲き誇る都・
仙台に向かって
強みを生かし官民連携
必要な人に、必要な支援を
―今回のテーマ、「こどもの笑顔が咲き誇る都・仙台」の実現に向けて、それぞれのご意見をお聞かせください。
𠮷田 出生率の低下に加えて、進学や就職のタイミングでの人口流出の課題も深刻です。こどもが成長し、将来どこに住むかを決めるとき、仙台市が選ばれるまちであってほしい。仙台市は「百年の杜づくり」を掲げていますが、今回は「百年の人づくり」を提案したい。「ふるさとを愛しなさい」と教えるより、こども時代の幸せな体験を積み重ねるほうがよほど深い愛着につながります。西公園に計画されているこどもの屋内遊び場なども含め、100年先の子孫まで住み続けたくなるまちづくりに期待します。
橋爪 結婚への希望をためらわず口にして一歩踏み出せる環境と、必要な情報や支援につながりやすい仕組みが大切だと思います。私たち民間事業者にできることは、行政と連携した婚活イベントや婚活支援など。今後IBJグループの会員ネットワークを活用し、結婚を機に移住やUターン、Iターンを考えている全国の方を、宮城県の結婚希望者とつなぐサポートも進められればと考えています。
那須 私たちの調査では、住民の半数以上が「自治体の支援について知らない」と回答しています。反面、「知っている」と回答した方は、支援策に対して満足度が高いという結果もあります。市の施策をいかに一人一人に届けられるかが重要だと感じています。
ルナルナは仙台市で約2万5000人の会員登録があり、毎日アプリを開く方が比較的多いサービスです。この特徴を生かせば、行政の取り組みや婚活イベントなどさまざまな情報の効果的な入り口になれる可能性があります。仙台市で全国に先駆けた事例を展開できればうれしく思います。
「こどもを産み育てたい」
願いが叶うまち、仙台へ
村越 こどもを真ん中に、どんどん笑顔が広がっていくまちであってほしいです。私は幼稚園教諭として働いた経験がありますが、こどもには周りを元気にする特別な力があると信じています。本日はさまざまな立場の皆さまから前向きな温かいメッセージをいただきました。「一人で悩まなくていい」「支えてくれる人がいる」ということを、周囲にも伝えていきたいです。
郡 本日皆さまとのお話しを通して、二つの重要なことを肝に銘じました。一つは、市の取り組みの情報を必要な方に確実に届け、十分に理解していただくこと。もう一つは、こどもの目線に立ち施策を広げること。仙台は四季を感じられる自然が身近にあり、職住近接で利便性も高く、十分にポテンシャルのある都市だと思っています。だからこそ、このまちでこどもを産み育てたいと願う方の希望を実現していきたい。こどもたちの笑顔があふれるまちの未来のために、企業や地域の皆さまと手を携え全力で取り組んでまいります。
企画・制作/河北新報社営業局
このページは河北新報に掲載された特集紙面を再編集し紹介しています。

