河北新報特集紙面2022

2022年10月12日 河北新報掲載 
故郷の未来を取り戻し、真の再生をたどるために。

故郷の未来を取り戻し、真の再生をたどるために。

1.「東日本大震災・原子力災害伝承館」の展示物一例 2.福島水素エネルギー研究フィールド、無人航空機用400メートル滑走路などが38.5ヘクタールの広大な敷地に広がる 3.例年11月上旬に始まる捕獲したサケの採卵作業 4.バリケードで家屋が封鎖されている浪江町大堀地区の帰還困難区域 5.母川回帰するサケをかたどった請戸漁港にある大堀相馬焼のモニュメント「帰還」

参加者募集
賛同企業の皆さんと
福島を訪ねる

故郷の未来を取り戻し、
真の再生をたどるために。

福島県南相馬市、浪江町、双葉町など相双地域は、
原発事故による長期の住民避難が復旧・復興の足かせとなり、
ハード面の復旧整備が進んだ岩手・宮城とは異なる様相を今も示しています。
一方で、次代を担う新産業集積を目指す国家プロジェクト
「福島イノベーション・コースト構想」が始動し、その司令塔となる
「福島国際研究教育機構」の浪江町への誘致が決定しています。
本ツアーでは、
今できることプロジェクト賛同企業からの希望者と一般参加者を募り、
真の復興を目指す相双地域の各地を視察。
漁の再開に尽力した請戸漁港の関係者にも詳しくお話を聞き、
地域の誇りと展望に触れます。

南相馬市 真野川鮭増殖組合 ふ化場見学
【賛同社・一般参加者】

南相馬市真野川鮭増殖組合のふ化場
▲南相馬市真野川鮭増殖組合のふ化場

 福島県浜通りを流れる請戸川や真野川など10河川では、サケの人工ふ化事業が明治以降行われてきました。震災発生の前年、全国5番目の捕獲数だったサケ漁が東京電力福島第一原発事故により存続の危機に直面。南相馬市鹿島区で60人の組合員が所属する真野川鮭増殖組合では、増殖技術を絶やさぬため、震災が発生した2011年以降も毎年秋に採卵を行い、放流事業を継続してきました。遡上数の減少と組合員の高齢化に直面するなか、今年3月に発生した震度5強の地震でふ化場が大きな被害を受けました。水温15度を下回り、サケが母川回帰を始める漁期に間に合うよう復旧した真野川のふ化場を視察します。

福島イノベーション・コースト構想 講話と視察
【賛同社】

福島イノベ機構

 未来を切り拓く新たな産業基盤を浜通り地域に集積する国家プロジェクトが「福島イノベーション・コースト構想」です。(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構の担当者に構想の概要を聞くほか、関連施設を視察します。

https://www.fipo.or.jp/

双葉町 「東日本大震災・原子力災害伝承館」 見学
【一般参加者】

東日本大震災・原子力災害伝承館
▲東日本大震災・原子力災害伝承館

 双葉町は福島県内の自治体で最後まで全町避難が続いていました。8月末の一部避難指示解除で11年半ぶりに住民の帰還が始まっています。2020年に開館した東日本大震災・原子力災害伝承館を見学し、地震や津波、収束が見通せない原発事故について、展示や記録映像を通して理解を深めます。

https://www.fipo.or.jp/lore/

浪江町 請戸漁港 訪問
【賛同社・一般参加者】

請戸漁港の荷さばき施設
▲請戸漁港の荷さばき施設

 津波で壊滅した浪江町請戸(うけど)漁港は、2021年3月に港湾施設が復旧。災害危険区域となった地元を離れた住民は、7km南にある福島第一原発が引き起こした重大事故により、長期の避難生活を強いられました。質の高さから市場関係者から評価が高い海産物「常磐もの」でも、とりわけ一目置かれる「請戸もの」ブランド復活のため、請戸の漁業者は南相馬市など近隣の避難先から通い漁を続けています。相馬双葉漁業協同組合請戸支所と浪江町役場ご協力のもと、被災から避難生活を経て食の安全性を確保しながら漁の再開に至った歩みと今後の展望を伺います。

募集要項

福島県「相双地域視察ツアー」参加者募集!

旅行期日
2022年11月9日(水)日帰り
旅行代金
1名につき2,000円(税込)
※大人・子ども同額。 ※3歳以下無料。
  • 募集人員/40名様(最少催行人員20名様)
  • 食事条件/朝0回、昼1回、夕0回
  • 集合時間・場所/7:45・仙台駅(東口バスプール)
  • 服装/動きやすく汚れてもいい服装
  • 持ち物/運動靴、雨具
  • 添乗員/仙台駅より全行程同行します
  • 利用貸切バス会社名:みちのく観光

行程/※交通記入例 貸切バス〜〜

8:00 仙台駅東口より出発(貸切バス)〜〜9:45 南相馬市・真野川鮭増殖組合を見学

以下11:15から14:30までは Ⓐ賛同企業 Ⓑ一般参加者の2班に分かれて視察

Ⓐ11:15 浪江町「道の駅なみえ」福島イノベーション・コースト構想講話~~

 12:00 昼食・買い物~~13:00 浪江町「棚塩産業団地」視察

Ⓑ11:30 双葉町「東日本大震災・原子力災害伝承館」見学〜〜

 13:00 浪江町「道の駅なみえ」昼食・買い物

14:30 浪江町・請戸漁港を視察〜〜15:30 浪江町・帰宅困難区域を視察〜〜

18:00 仙台駅東口到着解散

※賛同企業とは、今できることプロジェクトの趣旨に賛同いただいているトップページ下部にお名前を列記している企業・団体の皆さまです。

応募締切/10月21日(金)

※応募者多数の場合は抽選となり、お申込みサイト(たびーと)上にて当落発表を「2022年10月25日(火)〜2022年10月30日(日)」の期間で発表いたします。 結果をご確認の上、ご当選された方は期日までにお申込みサイト(たびーと)にてお申込みページへ移動し、購入手続きを進めていただきます。申込金のご入金が確認でき次第、正式に「お申込み完了」とさせていただき、2022年11月4日(金)までに「最終旅行案内」をご登録頂いたメールアドレス宛にお送りさせていただきます。 ※申し込みにあたりご提供いただいた個人情報は、お客さまとの連絡のほか、当プロジェクト推進のために当プロジェクトを主催する河北新報社へ提供いたします。

参加条件
①「今できることプロジェクト」の趣旨に賛同し、活動についての理解をより深めたいと考えている方。
②当日配布するアンケートに記入いただけること。
③当日撮影する写真と映像が、新聞および特設HP・facebookに掲載される場合があることをご了承いただける方。
※高齢の方、もしくは持病(重度のぜんそくなど)や障害がある方は、活動時や災害発生時の安全確保の観点から、主催者の判断で参加をお断りする場合があります。あらかじめご了承ください。
参加ご希望の方は
こちらのJTBお申し込みサイト(たびーと)にアクセスいただき、こちらからお申し込みください。
▸JTBお申し込みサイト(たびーと)
ご旅行内容に関するお問い合わせ
旅行企画・実施(株)JTB仙台支店 観光庁長官登録旅行業第64号 (一社)日本旅行業協会正会員
〒980-8520 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目7-23 明治安田生命仙台一番町ビル3階
TEL 022-263-6712(平日9:30~17:30)
FAX 022-263-6693
総合旅行業務取扱管理者:田澤 康輝 担当:石澤 朋久