企業の取り組み

リコージャパン株式会社

社内実践をもとに、
健康で働きやすい職場づくりを提案

リコージャパン株式会社 
宮城ソリューション営業部

志賀 友美さん・石橋 光さん

勤務形態の多様化から、
オフィスの役割を見つめ直す

弊社では2020年より、働きやすい職場づくりやワークスタイル変革に向けたさまざまな事例を自社で実践、公開し、お客さまに体感していただくライブオフィス事業「ViCreA(ヴィクレア)」を展開しています。コロナ禍が長期化し、在宅勤務やシフト勤務など、勤務形態の多様化が進む今、オフィスの役割も変化が求められています。事業開始当初は、適正な歩幅やストレッチの推奨など、社内での健康習慣に着目した提案を数多く行っていましたが、昨年10月以降は従業員の心の健康にも視野を広げ、安心して仕事ができる職場づくりを目指し、新たな提案を行っています。

従業員のリアルな声を
職場づくりに反映

リラックスして働ける職場づくりのため、木材や緑を取り入れています。オフィスの中心には、登米産のスギ材をやぐらのように組み、内部に複合機や分別ゴミ箱などを設置した供用スペースを設け、従業員同士のコミュニケーション活性化を図っています。スギ材による調湿や抗菌、リラックス効果などの相乗効果も生まれています。

また、心身の健康をチャージする空間として「リチャージルーム」を新設。「在宅勤務から久しぶりに出社したとき、社内に自分の居場所がないように感じた」という従業員の声を反映しました。座面に畳を使用したソファや調光可能な照明を設置し、リラックスして気持ちを整えられる場所となっています。

そのほか、感染防止対策として、ゲートを通過するとミスト状の抗菌剤が噴霧され、衣類などに付着した菌やウイルスの繁殖を抑制する「抗菌ゲート」の設置や、従業員の出社率やフロアの密集率が可視化できるアプリの活用など、安心して働ける環境づくりを進めています。


登米産のスギ材をやぐらのように組み、複合機などを設置した供用スペース


気分転換が可能な「リチャージルーム」を新設

会社での取り組みが、
従業員の健康意識向上に

弊社では、数年前から健康経営に取り組んでおり、スマホを活用し月間の平均歩数を競う「ウォーキングチャレンジ」の実施や、デジタルサイネージで一日に数回、ストレッチ動画を流すなど、健康づくりにつながる施策を行ってきました。こうした取り組みが従業員の意識を変え、在宅勤務でも終業後にウォーキングしたり、禁煙したり、一人一人の健康増進につながっているようです。今後も社内の事例を生かしながら、働きやすいオフィスづくりや健康対策のヒントとなるような提案を実践していきます。

リコージャパン株式会社
宮城支社

宮城県仙台市青葉区五橋1-5-3 アーバンネット五橋ビル TEL.022-726-3333

新型コロナウイルス感染拡大や少子高齢化に伴う労働人口の減少など、社会が大きく変化する中、働き方改革を自社で実践しモデル化。企業の課題解決に向けた職場づくりの提案を行っている。

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