河北新報特集紙面2025
2025年10月15日 河北新報掲載
都市型災害に備えるスキルを磨く防災・減災ワークショップ
仙台市 減災推進課×今できることプロジェクト
都市型災害に備えるスキルを磨く
防災・減災ワークショップ
協力/仙台市危機管理局 防災・減災部 減災推進課
豪雨災害編
仙台市危機管理局減災推進課の協力の下、
災害リスクへの理解を深めながら、
大規模な自然災害の発生時に推奨される
在宅避難や帰宅困難者とならないための備えなどを学ぶ、
実践型ワークショップを2回開催します。
第1回目のテーマは豪雨災害編。参加者を募集します。
①近年の豪雨災害の傾向と雨の降り方の変化
近年、日本各地で集中豪雨や線状降水帯による記録的な大雨が頻発し、甚大な被害が報告されています。これまでの豪雨災害の傾向と、気象データの統計から雨の降り方の変化について理解を深め、どのような対策や行動が必要か考えます。
▼ 仙台市
https://www.city.sendai.jp/kekaku/kurashi/anzen/saigaitaisaku/fusuigai/hanran.html
▼ 気象庁
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html
②豪雨災害ハザードマップを活用して、自宅・職場・通勤経路のリスクを可視化
洪水浸水想定区域や土砂災害のおそれがある区域を示した洪水・土砂災害ハザードマップ、そして、都市部特有の内水氾濫のリスクを示すマップについて説明します。これらのマップを活用して、ご自宅や職場、通勤経路に潜むリスクを可視化し、災害に備えましょう。
▼ 仙台市
https://www.city.sendai.jp/anzensuishin/kurashi/anzen/saigaitaisaku/hazardmap.html
③豪雨災害時の行動を時系列で整理する「マイ・タイムライン」の作成
「マイ・タイムライン」とは、豪雨災害が発生するおそれが高まった時に自分や家族が取るべき行動を、時系列で整理した計画書です。台風や大雨が予想される際、いつ、誰が、何をするのかを事前に決めておくことで、いざという時に冷静かつ的確な行動をとることができます。ワークショップ形式で、ご自身のオリジナルの「マイ・タイムライン」を作成します。
▼ 仙台市
https://www.city.sendai.jp/anzensuishin/kurashi/anzen/saigaitaisaku/sonaete/mytimeline.html
④せんだい災害VRによる豪雨災害の疑似体験
せんだい災害VRは、災害体験を通じて防災意識を高めるための、体験型学習プログラムです。VRゴーグルを装着して臨場感ある仮想現実の世界に入り込み、豪雨災害に対する備えや具体的な対応方法を学びます。
▼ 仙台市
https://www.city.sendai.jp/gensaisuishin/sendaisaigaivr.html
⑤避難に必要な情報や入手方法
豪雨災害発生時、命を守るためには正確な情報が必要です。テレビ、ラジオ、防災行政無線、インターネット、SNSなど、様々な情報収集手段があります。災害発生前から活用すべき情報源や、デマに惑わされないための情報のリテラシーについて解説し、災害時に取るべき行動をサポートします。
▼ 仙台市
https://www.city.sendai.jp/anzensuishin/kurashi/anzen/saigaitaisaku/sonaete/taisaku/levelka.html
▼ 気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/
▼ 国土交通省
川の防災情報
https://www.river.go.jp/index

仙台防災枠組 2015年3月に仙台で開催された「第3回国連防災世界会議」で採択された世界の防災政策に関する2030年を見据えた指針です。災害リスクの理解と管理、リスク削減への投資、そしてより良い復興の推進という4つの優先行動を揚げ、災害に強い社会の構築を目指しています。
仙台市防災・減災アドバイザー
早坂 政人さん

平成15年5月の宮城県沖を震源とする地震を契機に、仙台市消防局は大地震に備え、市民への普及啓発を専門とする地震災害対策強化担当「(通称)仙台市地震防災アドバイザー」を設けました。その後、東日本大震災や関東・東北豪雨の経験から多くの教訓を得て、より幅広い災害への備えを伝えるため、平成30年4月より「仙台市防災・減災アドバイザー」を配置しています。
参加無料
豪雨災害編
都市型災害に備えるスキルを磨く防災・減災ワークショップ
- 開催日時
- 2025年11月18日(火)13:30~15:30(開場13:00)
- 募集人員
- 80名
- 会 場
- 河北新報社1階ホール
お申し込み締切/
2025年10月31日(金)
- 参加条件
- ①「今できることプロジェクト」の趣旨に賛同し、ワークショップで防災についての理解をより深めたいと考えている方。
- ②当日配布するアンケートに記入いただけること。③当日写真ならびに映像撮影させていただき、新聞および特設HP・facebookに掲載させていただく場合があることをご了承いただける方。
- お申し込み方法
- 応募フォームに必要事項を明記のうえ、お申し込みください。
▸https://forms.office.com/r/9atVt4Uat5
第2回地震災害編は2026年1月22日に実施予定です。詳細が固まりましたら、河北新報朝刊でお知らせします。