テイラー・アンダーソンさんは2008年米国ランドルフ・メーコン大学を卒業、JETプログラムで来日、石巻市内の小・中学校でALT(外国語指導助手)として英語を教えていました。11年3月11日、石巻市立万石浦小学校で東日本大震災に遭遇、児童たちを近くの万石浦中学校に避難させたあとに津波に襲われ、24歳で亡くなりました。
その彼女を偲(しの)ぶ会が3月7日に渡波公民館で開かれ、多くの人と共に彼女の面影に思いをはせたのです。
10年ほど前、ランドルフ・メーコン大学のある米国バージニア州の小さな町を訪れたことがあります。 Ashland(アシュランド)という名の町で大学は1830年創設です。1500人の学生が学び批判的思考とリーダーシップ育成に定評があります。
バージニア州というと思い出すのはリッチモンドです。世界史の授業で習いました。古い町ですが趣があったのを思い出します。
このように、バージニア州は米国の歴史において重要な役割を果たしたと言えます。
テイラーさんは米国の歴史を体現する地域の出身であり、そういった意味でも貴重な存在だったといえます。そのテイラーさんがここ石巻で教鞭を取られたことは特筆すべきことであり、私たちの誇りです。彼女の足跡は永遠に語り継がれるであろうし、後に続く方々にも励みになることと信じてやみません。
大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)