「シルバー」と言うと、真っ先に思い浮かぶのは「シルバー・シート」です。これは和製英語で、英語では priory seat (優先席)といいます。「シルバー」には高級感といったものはないのです。
ただ、こういった表現があります。
Every cloud has a silver lining.
どんな雲も裏は太陽に当たって銀色に輝いている。
(どんな不幸な境遇にも希望の光が差し込む)
また、
be born with a silver spoon in one's mouth.
口に銀のスプーンをくわえて生まれる。
(冨貴の家に生まれる)
というのもあります。
「シルバー」というと対比されるのが「ゴールド」です。4月から5月にかけての連休は「ゴールデン・ウイーク」ですよね。最近では「飛び石連休」をやめて「大型連休」にする企業や学校が多いですよね。
the golden rule 「黄金律」というと、イエス・キリストが山の上で弟子や群衆に語った垂訓中の
Do to others what you would be done by.
(人にしてもらいたいと思うことを人にもせよ)
という言葉を思い出します。
私は「いぶし銀な人」に憧れます。派手さや目立ちたがり屋なところはないものの、確かな実力、深い経験、独特の渋い魅力を持っている...自分から積極的にアピールせず支え長い経験に裏打ちされた落ち着きや、人間としての深みがある人です。こういう人になれたらいいのに。
大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)