ちょっと大げさな言い方になるかもしれませんが、諺(ことわざ)は人類の英知の結晶だと思い、日本語そして英語の諺を覚えました。以下はそのいくつかです。
可愛い子には旅をさせよ
(子どもが本当にかわいかったら、甘やかさずに世の中の苦しみやつらさを経験させた方が将来のため)
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
(知らないことは恥ずかしがったり知ったかぶりをするのではなく、素直に聞いて学ぶべきだ)
灯台下暗し
(遠くのことには気づいても、身近なことはかえってわからず、気づかずにいる)
三人寄れば文殊の知恵
(3人集まって相談すれば、優れた知恵や解決策が生まれる)
能ある鷹は爪を隠す
(実力のある者は、それをひけらかさない)
雨降って地固まる
(困難を乗り越えた後、物事がより安定し、強くなる)
Never put off till tomorrow what can be done today.
(今日できることを明日に延ばすな)
No pain no gain.
(何事も苦労なくしては得られない。苦労はつきもの)
Seeing is believing.
(目にすることが信じることである。百聞は一見にしかず)
When in Rome do as the Romans do.
(ローマではローマ人のように振る舞え。郷に入っては郷に従え)
Strike while the iron is hot.
(鉄は熱いうちに打て)
諺はいろいろあり、数も膨大です。人間の営みから生まれたものだからでしょう。
大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)