2026年・第87回
入賞作品
日本画
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洋画
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彫刻
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審査員総評
日本画
小田野尚之 氏(日展)
レベルの高さに驚き、圧倒された。年配者の作品は若々しい感性にあふれ、若い人も力量が伝わった。自分を信じて一生懸命に描いている姿勢が伝わり、古くさい作品がなかった。技術の達者な方が多い印象だ。東北の風土に根差した作品はもう少し増えていい。
日本画には「こうでなければ」という決まりはなく、自分の描きたいものを追求できる。画面構成や色使いを楽しみながら、表現を開拓し、幅を広げてほしい。
洋画
小杉 小二郎 氏(無所属)
全体のレベルが高い。高校生をはじめ若い世代が力をつけている。表現したいことを素直に描いていて、驚かされるとともにうれしくなった。こちらも学ばせてもらった。
写真のような画角の作品も増えた。写真を見て描くことを否定はしないが、まずは目の前の実物を見て描くことが基本だ。それは崩せない。制作には、見えないものを見ようとする気持ちが大切になる。それが体全体に染み渡り、表現につながると思って作品に臨んでほしい。
小灘 一紀 氏(日展)
水準の高い作品がそろったが、似た作風が続く人もいた。表現に変化をつけると、より創作への意欲が湧くだろう。
日本では古来、自然など万物に命が宿るとされてきた。例えばゴッホのように西洋人を魅了してきた、日本人に息づく信仰心を東北の力作に感じた。
こうした絵は年々減り、写真のようにただ描き写す人が増えた気がする。画家は写真家とは異なる。実物に従うだけではなく、目に見えない精霊のようなものを大切にしてほしい。
彫刻
深井 隆 氏(無所属)
入賞と賞候補の実力差はかなり拮抗(きっこう)していた。候補に入らなかった作品も入賞してもらいたいと思うものが多く、審査に苦労した。レリーフ状の作品に秀作が多かった。
高校生の作品もレベルが上がったとは思うものの、前回よりまとまり過ぎて元気がなかった印象だ。技術的な形のバランスより、自身から発するエネルギーを大事に、バランス良く作品に落とし込んだ方がいい。逆に年配の方々に若々しい表現力を感じられてうれしかった。
概要
| 第87回河北美術展 | |
|---|---|
| 会期 | 2026年5月1日~7日 |
| 会場 | 東北福祉大学ギャラリーミニモリ |
| 日本画 | 出品89点、入賞11点、賞候補5点、入選49点、入賞・入選率73.0% |
| 洋画 | 出品495点、入賞24点、賞候補8点、入選204点、入賞・入選率47.7% |
| 彫刻 | 出品32点、入賞5点、賞候補2点、入選24点、入賞・入選率75.0% |
| 審査員 | 日本画:小田野尚之、洋画:小杉小二郎、小灘一紀、彫刻:深井隆 |
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