事業内容business

紙面づくり(新聞・デジタル・出版物)

最新技術を駆使 鮮やかな紙面づくり

新聞製作が鉛活字を組み上げた職人芸に支えられたのは昔話。現在ではコンピューターとネットワークを使った紙面製作システムがより速く、より美しく、より大量の紙面を毎日つくり出しています。高度情報化社会の中にあっても、急速に進展する技術を使いこなすのはやはり「人」。現代の「職人たち」である技術陣の総力を挙げての挑戦は未来へと続きます。

パソコンで紙面をデザインする新聞製作システム

コンピューターの性能向上により、紙面づくりの現場は劇的に変化しました。河北新報社は2001年6月に本格的なDTP(Desktop publishing)となる新聞製作システムを導入し、改良を重ねて現在に至っています。DTPでは整理記者がパソコン端末を操作して、イメージした通りの紙面デザインを画面上に描き出すことができます。

安定的な紙面づくりを支える高度な技術

紙面製作システムは、整理記者が扱う組版システムを核に多くのシステムから成り立っています。端末操作こそ簡単でも、システムは複雑で精密です。システムを日々管理し、安定しスムーズな紙面づくりを支えているのは技術者たち。さらに高機能で使いやすいシステムを目指し、研究を重ねています。

仙台市泉区に河北新報印刷センター

組み上げられた紙面は仙台市泉区の工業流通団地内に2003年10月にできた河北新報印刷センターで印刷され、各販売店に輸送されます。センターは敷地面積2万1030㎡、鉄骨鉄筋コンクリート3階建てで延べ床面積1万5998㎡。04年1月に本格稼働しました。地震に強い免震構造を採用、緑化や騒音防止など周辺環境との調和・共存にも十分に配慮しています。

充実の事業展開

ニュースサイト

東北のニュースを中心に国内外の動きをWEBでお知らせします。早く確実な速報を知ることができたり、東日本大震災関連の特集記事をまとめて読めたり、利用者の立場に立った使いやすいニュースサイトを目指しています。プロ野球東北楽天やサッカーJ1ベガルタ仙台といった地元プロスポーツの話題も充実しています。

デジタル紙面

デジタル紙面は紙面イメージのまま、いつでもどこでも記事を読めます。2014年に始まったこのサービスでは、スマートフォンやパソコン、タブレットで閲覧が可能です。原則、新聞購読者のサービスで、ご利用にはまず会員登録が必要となります。通常、1購読者に1IDをお渡ししており、家族みんなで利用できます(法人契約は除きます)。朝刊読者には朝刊、朝夕刊読者には朝夕刊をお届け、ネットでの公開期間は1週間です。

河北新報データベース

河北新報データベース(河北DB)は、河北新報の記事を収録した有料のデータベースです。東北の地域情報はもちろん、国際、国内のニュースを網羅しています。1991年8月からの200万本を超す記事が蓄積されています。「ベガルタ、東北楽天、東日本大震災...」。頭に浮かんだキーワードを手掛かりに、ほしい記事を簡単に引き出すことができます。掲載時そのままに、切り抜きイメージで見ることもできます。調べものをするときに便利です。なお、人権上の配慮から、軽微な犯罪については公開しておりません。

イベント

河北新報社が実施する主催事業は年間約400件。そのすべてが事前に河北新報の紙面で予告されます。公立の美術館や博物館などを会場にして開く大掛かりな美術展や企画展、小中学生からお年寄りまで多くの人が参加するスポーツ大会、国内外の有名アーチストによる公演など、内容は多種多様。参加者に、観客に、驚きと感動を届ける役割を果たしています。
東北の自治体や各種団体が実施する公益性の高いイベントのPRにも協力しています。こうした後援事業は年間2,000件にも上ります。
主催イベント・チケット案内(https://www.kahoku.co.jp/events/

出版物

地域の歴史・文化・生活・レジャーなどにスポットを当てた独自の企画や、好評を得た本社の連載企画などを単行本として発行しています。出版物のお問い合わせやご注文は、河北新報出版センター(TEL 022-214-3811)へ。
https://kahoku-ss.co.jp/

販 売

生活のリズムに合わせて河北新報は、
いつもあなたのそばにいます

朝の食卓に新聞があります。昼下がりのお茶のひととき、新聞があります。生活のリズムにさりげなく溶け込んで、河北新報はいつもあなたの隣にいます。遠い世界のニュースも身近な地域の情報も、新しい暮らしの提案も、河北新報で。手軽な情報の宝庫・河北新報があなたの生活を豊かに演出します。

充実のネットワークと軽快なフットワークで
確実な配達

河北新報は東北6県を発行エリアとするブロック紙で、東北では一番多く読まれている新聞です。購読申し込みのフリーダイヤル0120-09-3746は「オオクミナヨム」。東北に密着した新聞・河北新報をもっとたくさんの人々に読んでもらいたい、という願いが込められています。

販売店

河北新報と読者とを直接つなぐのは販売店です。東北6県に約300の販売店を展開、うち宮城県内には仙台市内に約30の支店を持つ河北仙販をはじめ、約140店が張りめぐらされています。
少しでも早く、確実に新聞を届けるために、雨の日も風の日も雪の日も町を駆け抜ける8,000人の配達員たち。新聞入れに配った新聞がたまっていれば、「何かあったのだろうか」と気遣うのも、あなたのコミュニティーの一員だからです。

かほピョングッズ

オリジナルマスコットキャラクター「かほピョン」は、長い耳ですばやく情報をキャッチ、速い足で読者の皆さんに情報を届けるウサギです。ぬいぐるみやストラップ、バッジなどグッズもいろいろ。販売店でお求めください。

広 告

新聞広告は「時代を映す生活情報」。新鮮で信頼できる、地域に根差した暮らしの情報の提供がモットーです。一般的な商品広告、企業広告はもちろん、求人から個人メッセージまで幅広く掲載する「情報広場メッセ」、イベントや新商品などを詳しくお知らせする「記事体広告」など、多種多様な広告商品を取りそろえています。
優れた企画力で数多くの賞を受賞しているシリーズ広告。地域のニーズを捉えたイベントや地域課題解決のためのキャンペーン、新しいライフスタイルの提案など、多彩に展開しています。
消費者の多様なニーズにこたえようと、朝・夕刊だけでなく、「河北ウイークリーせんだい」「OLE」などのメディアも発行しています。毎日をもっと楽しく豊かにするイベント、ショッピング、ファッション、TV番組などの情報をきめ細かく伝えます。
広告も記事と同じように、「速さ」「新鮮さ」が求められます。河北新報社は、いち早く広告業務の電子化に取り組み、スピーディーな掲載を実現しました。受け付けた翌日には掲載できます。

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