現場で働く社員の声

織田 雅子
編集局報道部
織田 雅子
2022年入社

 宮城県政取材班で、宮城県庁と議員59人で構成される県議会を主に取材しています。土木インフラ整備から学力向上対策まで取材範囲は幅広く、日々新鮮です。行政や議会の難しい内容も誰でも分かる記事にして伝えられるよう、納得いくまで取材することを心がけています。
 県の担当課が出すプレスリリースを基に取材するほか、全国ニュースの動向を踏まえ宮城の動きを確認することも。夕方に取材が飛び込んできたり、遅い時間の会議を取材しすぐ記事にしたりと、時間に追われることも珍しくありません。
県庁や県議会というと堅い印象があるかもしれませんが、地味な会議でも例えばそこで高校入試の日程が決まるなど生活に身近な内容も多く、関わる人の多さを想像しながら取材しています。業界、市民団体などが県に声を寄せることも多く、いろいろな立場、考えの人に触れられます。
 記者の仕事は出会いの連続です。知り合った人が自分の記事を読んでくれたり切り抜いてくれたりした時など、わずかでも役に立てたようで大きなやりがいを感じます。重要な課題に関心を持ち続けてもらえるよう、分かりやすい記事を書いていきたいです。


 

一日の動き
8:00 起床。河北新報デジタル紙面に目を通す
9:00 宮城県庁に到着。各新聞社・テレビ局の記者が取材拠点とする3階の
県政記者室で全国紙を読む。重要な情報を抜かれていないかチェック
11:00 塩釜市の小学校を訪れ、県教育委員会が小学生の体力向上のために
始めるという新しい事業を取材
13:00 県庁に戻り、近くの定食屋で昼食
14:00 県議会棟で議員と雑談。雑談の中から記事のネタやヒントを得られること
も少なくない
16:00 ある国政政党の代表が来仙。JR仙台駅前で行われた演説を取材
18:00 県庁に戻り原稿執筆
20:00
キャップに直された原稿を確認し、この日の仕事は終了。県庁を出る
21:00 ラーメン屋に寄り夕食を取ってから帰宅
0:30  動画を見ながら就寝

※ 肩書は取材当時のものです