河北新報特集紙面2024

2025年2月25日 西宮市立浜脇中学校で震災伝承新聞を活用した特別授業(2年生)が行われました。

兵庫県西宮市立浜脇中学校

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浜脇中学校の生徒による人文字メッセージ

震災伝承新聞を活用した特別授業が行われました。
新聞を読んだ生徒215人の感想を紹介します。

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学年・クラスは2025年3月末時点

2年2組

梅本 桃花 さん

 神戸「人と防災未来センター」では、「本当にこんな事があったのか」と思うくらい受け止めきれない現実を記録した映像を見てとても辛い思いになった。再び30年前の街並みのようになってしまったら、辛い・悲しいなどという言葉で表せない。当たり前のように話している家族や友達が居なくなってしまうと…と考えると、今、話せることに感謝したいし、その時間を今まで以上に大切にしようと思えるきっかけになった。今回の学びを実際に行動に移すことも大切だと思った。自分に何が出来るのか、どうしたら皆で取り組めるのかと考え、行動に移すことから始めたい。震災伝承新聞は、中学生が防災意識を高くすることが出来るのでとてもいい取り組みだと思う。

工藤 有将 さん

 東日本大震災が引き起こした被害を震災伝承新聞を読み、当時の事がよく分かりました。養殖施設や漁船など、全てを津波で失った漁師が協力しあって漁を再開したことを学びました

山本 梨々花 さん

 今まで地震についてあまり詳しく知る機会がなかったけれど、阪神淡路大震災や東日本大震災のことを詳しく知ることが出来たので防災リュックや地震にそなえた準備をしていき起きた時に少しでも冷静に対応したいです

高見 奏斗 さん

 神戸の「人と防災未来センター」や河北新報の震災伝承新聞で東日本大震災や阪神淡路大震災の被害がとても大きかったことを知りましたが、特に印象に残ったのは、被災した人たちの意志の強さや協力する姿です。親族や友達が亡くなってつらいけど、人を救おう、こんな被害を出さないようにしようという気持ちがあり、その心に自分はとても感心しました。だから南海トラフ巨大地震が起きてもその人たちの思いをしっかりと受け継ぎ、教訓として自分も何か後世に伝えていければいいなと思いました。

神田 虎琉 さん

 震災や災害について詳しく知れた。防災、減災について考える良い機会だった。

川戸 祐比 さん

 自分はこれまでに河北新報の震災伝承新聞などを通じて災害について何度も考え、震災を「勉強した」つもりになっていました。しかし、先日の校外学習で訪れた神戸「人と防災未来センター」で実際の被災した街の映像を見て、「自分は震災を甘く見ていた」と強く感じました。揺れで家が潰れ、津波が街に押し寄せ、街が炎に包まれるさまを見て、「これで自分は死ぬのだ」と恐怖が頭をよぎりました。この学習で学んだのは、「口では何とでも言える」ということです。僕はこれから“本気で“行動を起こして、いざという時「口だけの自分」にならないように全力で務めていこうと思います。

学年・クラスは2025年3月末時点