河北新報特集紙面2024
2025年2月25日 西宮市立浜脇中学校で震災伝承新聞を活用した特別授業(2年生)が行われました。
兵庫県西宮市立浜脇中学校
浜脇中学校の生徒による人文字メッセージ
- 震災伝承新聞を活用した特別授業が行われました。
新聞を読んだ生徒215人の感想を紹介します。
学年・クラスは2025年3月末時点
西八條 永佳 さん
今自分たちが当たり前のように過ごしている一日が、震災の時はそうじゃなくて寒い中で避難所生活を強いられたり、充分な栄養を取れなかったりしていたことが改めて分かり、とても心が痛くなりました。14年前の東日本大震災を経験した方々はまだ大勢いるけれど、30年前の阪神淡路大震災を経験された方はどんどん減っていっているので、語り継いでいってほしいと思いました。
自分たちに今できることは、震災のことを過去にせず受け止めて自分より若い人に伝えていくことだと思いました。
川島 英市郎 さん
震災伝承新聞では、自分の同世代の人が自分よりはるかに地震や未来のことを考えていて率直にすごいと思いました。地震の恐ろしさをより具体的に伝えていくため、人と防災未来センターでの体験は重要だとも思いました。何となくじゃない恐ろしさを伝えたいです。
今江 旺史朗 さん
30年以上も前の出来事でもその経験を受け継いでいる理由を、人と防災未来センターで実感できました。今の私たちには想像もできないほど凄惨な出来事で、6千人以上の人が亡くなったこの震災を今度は私たちが次の世代へ伝えていかなければならないと思います。震災伝承新聞で学んだように、14年前の震災を経験した人がだんだん少なくなっていて、今の世代の人はあまり震災や災害について関心がないということも知ったので、南海トラフ地震に備えていく姿勢が必要だと思います。人と防災未来センターや、東日本大震災の経験を伝える震災伝承新聞は、ますます必要になっていくと思います。さまざまなことを学べてとてもいい経験になりました。
吉田 実央 さん
震災伝承新聞の学習を通して防災訓練の大切さを改めて感じました。訓練を行うことで、助かる命が増え、冷静な判断もできるようになると思います。起こるとされている南海トラフに備えるために普段の日常から、心の構え、行動の構えをみんなでしていくことが大切だと思いました。
防災グッズを用意して、地震に備えて対策し、地震が起こっても冷静な判断ができるようにしていきたいです。
学年・クラスは2025年3月末時点